マップ
ほぼ、瘴気(ショウキ)と言われる霧状のものに覆われている大陸。
刹那が拠点としている村周辺は、何とか瘴気を解放したが瘴気を払う滅士(メツシ)の人員が足りないため、村が瘴気に飲み込まれる危険をいつも孕んでいる。
拠点の村
刹那が霧の大陸を散策するための拠点になる村。村の人口はそれほど多くなく、規模的に小さいため必要最小限の物が手にはいるぐらいの小さな村だ。
登場人物 刹那(セツナ)
生活苦のため神降し受胎の儀を受け滅士に。性格は物事をそれほど深く考えず、感覚で行動をとる。滅士としてはまだまだ新米。
能力は氷雪系の滅魔道を使う。能力的にはバランスが良く、防御や攻撃にもそれなりに優れている。
登場人物 祢津(ネヅ)
村にある(よろづや)を経営している。雑貨全般を売っており、その他に霧払いの仕事も紹介してくれる。地下には受胎の儀を行う儀式部屋がある。
刹那からはお兄ちゃんと慕われ戸惑っている。実際のお兄ちゃんではないのだが、そう言われるほど刹那の事を気にかけている。
登場人物 涼花(スズカ)
滅士としての刹那の先輩。猫のように気まぐれな性格だが、戦闘に関しては厳しい。能力的には中堅クラスぐらいで、風系統の法術を使う。
登場人物 夕顔(ユウガオ)
滅士の中で天才と言われている。刹那の一歳年上だが、その戦闘力は歴戦の猛者と肩を並べるほど、主に地属性の法術を使う。
楽天的な性格で滅士の任務も楽しんでやっている節がある。戦闘能力は地属性の法術の中級、上級クラスのスキルを常備し、攻撃、防御系をふんだんに使い、おまけに回復系(木属性の法術)までも扱う。
受胎の儀 神降し
普通の人間が瘴気に対抗するために、受胎の儀と言われる神降しの儀式を行います。
適応者は女性だけで子宮に神の魂を定着させて、自然元素(火、水、風、地)の力を使い瘴気を払います。
刀 鬼包丁(カタナ オニボウチョウ)
滅士と言われる剣士が持つ刀。本当に包丁のような形状をしているのが特徴。明らかに女の人では重くて扱えなさそうだが、滅士になった女性はこれを軽々と使うことができる。
滅士は主にこの鬼包丁を介して攻撃系の法術を扱う。
身を守る術 結界(ケッカイ)
滅士は怪物からの攻撃を防ぐために、結界と言われるバリアーのようなものを自分の周囲に使用します。
結界は相手の攻撃を喰らい続けると、ヒビが入りバリアー効果が徐々に弱まります。それがひどくなると結界が壊れ、滅士が無防備な状態になってしまいます。
身を守る術 結界(ケッカイ)
滅士が使う結界は相手の攻撃を喰らうとヒビが入り、防御効果が弱まりますが攻撃を喰らわずそのままにしておくと自然回復します。
自然回復は結界の防御効果を元通りにし、滅士の身の安全を保ちます。滅士の能力によっては結界の自然回復のスピードは違います。
滅魔道によっては結界のダメージを回復し、自然回復のスピードを速めるようなスキルも有り、それをうまく利用し戦闘を楽に進める事が出来ます。
敵意 (ヘイト効果)
刹那は子宮に憑依させられた亡霊の魂のせいなのか、鬼からの敵意を買いやすくなります。そのためか刹那は盾役に順次します(刹那は率先して盾役を買ってでますが)
刹那以外の人間が鬼などを攻撃すると、敵意がその攻撃した人間に移りますが、刹那が特殊なせいか敵意のターゲットからなかなか外れません。
滅魔道 氷壁結界(メツマドウ ヒョウヘキケッカイ)
刹那のような新米滅士が使う初歩的な防御術。滅士と言われる剣士は自分の守や、相手への攻撃にたいして行う滅魔道と言われる法術を使って戦います。
氷壁結界は氷雪系の防御法術で氷のオーラで自分の身を包み、相手の攻撃にたいして致命傷を喰らわないようにします。
滅魔道 氷牙斬(ヒョウガザン)
刹那の氷雪系の攻撃法術。攻撃の発生が早く連続攻撃の締めに放つか、敵に広範囲に放って敵の動きを止めることに使う。
刹那の前方に扇状に攻撃が広がる。攻撃距離は2メートルほど、威力的には通常攻撃の二倍ほどしかなく必殺技としては心もとない。
メリットは攻撃の発生が早いのと、次に放つまでの充電時間が短く手軽に使える。
滅魔道 復滋水命(フクジスイメイ)
水系の法術。滅士のダメージを受けた結界を修復する。
効力としては小回復程度、そのあと結界の自然修復の回復速度が一定時間の間早まる。
刹那の盾役としての重要なスキル。このスキルを用いて他の滅士に攻撃がいかないように率先して前に出る。
滅魔道 風迅結界(フウジンケッカイ)
滅魔道の風系統のの防御術。相手の攻撃で自身に致命傷を与えないようにする。
滅魔道 疾風迅雷(シップウジンライ)
滅魔道の風系統の法術。涼花の身体スピードを飛躍的に上げる。
涼花はこの法術を使い、戦場に切り込みかき回して自分に注意を集める役目を負う。
滅魔道 風迅五月雨突き(フウジンサミダレヅキ)
涼花が使う風系統の攻撃法術。技の発生が早く威力が弱いが、立て続けに連続攻撃を出すため敵の結界を破壊するのに役立つ。
攻撃範囲は前方単1の敵にしか攻撃できず、一度技が出てしまうと技が出しきるまで無防備な状態になる。
攻撃が出してる途中に敵の攻撃を喰らうとキャンセルされる。この技を使うためにはサポート役が必要になるため、常に二人以上での戦闘を望むようにしたい。
滅魔道 鎌鼬(カマイタチ)
涼花の遠距離攻撃法術。射程距離は5メートルほど、それ以上離れると威力は落ちる。
攻撃範囲は狭く、単体のみにダメージを与える。主に相手に不意討ちを仕掛ける時か、敵を一体釣るために使う。
滅魔道 岩石弾(ガンセキダン)
夕顔が使う地の法術。涼花が使う鎌鼬と同じ遠距離攻撃法術。射程距離は5メートルほどで岩の塊を前方に飛ばす。
相手の不意討ちに、相手単体を釣るために主に使用する。
滅魔道 石槍砕(セキソウサイ)
夕顔の地の法術。夕顔の至近距離前方面に発生する。
この法術を相手に当てたとき、結界の回復速度を一時的に止めることができる。そのあと続けて攻撃を当てると相手の結界を削ることができ、一方的に戦闘を有利に進める戦法をとれる。
石創碧(セキソウヘキ)
地の法術。石の壁を地面から発生させる。発生範囲は術者の前方や周囲などの防御系の法術。
主に相手の強大な攻撃などを防ぐ、あるいは衝撃を和らげるなど多義にわたる。
滅魔道 癒緑草花陣(リョウリョクソウカジン)
滅魔道の地の法術から発生した木の法術となる。木や緑などの生命力を回復に転換し、自分や相手の傷などを癒す。
効果範囲は周囲2メートルほど、瞬時に回復するのではなく、徐々に傷を癒す。
滅魔道 天星爆衝(テンセイバクショウ)
地の法術。術者の頭上に岩石を集めて巨大な隕石状の形にして、地上に落とす。
夕顔の最大威力の法術で、発動させるためにタメが必要であるため、他の滅士に助力が必要になる。
地上に落下した場合、落下した地点から半径30メートルぐらいに被害が出る。まともに受ければ跡形もなくなるほどの地系最強の法術の1つ。
滅魔道 牙突天翔(ガトツテンショウ)
地系の法術。槍状の岩石の塊をダッシュで突くスキル。
突かれた相手は後方か、空中に吹き飛ばされて(突く角度で吹き飛ばされる方向が変わる)相手との距離が離れる。
相手との距離を離す時や、空中に浮かせて無防備の状態を追撃するために使う。
スキルツリー
滅士が鬼包丁で沢山の化け物を切り刻むと、力が解放され新たなスキル(滅魔道)を手に入れることが出来ます。
自分の選択で攻撃、防御ルートのスキルツリーか、防御、回復ルートのスキルツリーに主に別れます。
瘴気の中の怪物
霧の中に現れる謎の怪物。刹那はカラクリ兵士と言っているが、何故存在するのか解っていない。
戦闘力はさほど高くなく、刹那のような新米剣士には自分の滅魔道を使用するための練習相手に打ってつけだ。
邪鬼と餓鬼 (ジャキとガキ)
霧に覆われた町や村に現れる低位の鬼(餓鬼)とそれを統率する(邪鬼)
統率する邪鬼は滅士のように法術を使い、刹那達と同様結界を張っているため通常の攻撃では致命傷を与えにくい。